府中市 銭湯を活用したフレイル予防について | 府中市議会議員 おぎの雄太郎
府中市議会議員のおぎの雄太郎です。
西東京市では、市内の銭湯を活用した独自のフレイル予防事業を実施しています。高齢者が無理なく外出し、運動と交流の機会を確保できるよう、地域資源である銭湯を積極的に活用している点が特徴です。
本事業は、銭湯の開店前の時間帯を活用し、専門講師による体操と入浴を組み合わせたプログラムとして実施されています。体操は約30分間で、ストレッチや軽い有酸素運動を中心に構成されており、運動後には参加者限定で一番風呂に入浴することができます。参加費は300円で、市内在住の65歳以上が対象となっています。
銭湯を会場とすることで、参加者にとって外出のきっかけが生まれるだけでなく、地域の方々との自然な交流が促される点が大きな効果とされています。温浴による身体の温まりは関節の可動域を広げ、運動の効果を高めることにもつながります。また、体操と入浴を組み合わせることで、心身のリラックス効果も期待されています。
西東京市では、フレイル予防を重要な政策課題として位置づけており、地域包括支援センターや関係団体と連携しながら、多様な介護予防事業を展開しています。その中でも、銭湯を活用した取組は市民からの参加が多く、地域資源を生かした実践例として注目されています。
今後、地域の銭湯と連携したフレイル予防の取組は、多摩地域でも広がる可能性があります。外出、運動、交流、温浴という複数の要素を自然に満たすことができる点は、他自治体にとっても参考となる事例です。府中市においても、地域資源を活用した介護予防のあり方を検討する際の一つの視点になると考えています。