おぎの雄太郎 日記

府中市 リチウムイオン電池の適正処理とインセンティブ導入の必要性について | 府中市議会議員 おぎの雄太郎

府中市議会議員のおぎの雄太郎です。

東京都では、リチウムイオン電池を含む小型充電式家電の適正処理を進めるため、都庁第一本庁舎に回収ボックスを設置し、資源循環の促進と火災事故防止を図る取り組みを進めています。廃棄物処理過程での発火事故が増加していることを背景に、都民が安全に排出できる環境整備を目的としたものです。都庁第一本庁舎1階には、AIによる自動判別機能を備えたリサイクルボックスが設置され、携帯電話やモバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホンなどの小型充電式家電が回収対象となっています。投入された機器は適切に分別され、資源として再利用される仕組みであり、回収に協力した都民には東京都公式の「Tokyoアプリ」を通じてポイントが付与される制度が導入されています。市民参加を促すインセンティブとして機能しており、資源循環の推進に寄与する取り組みです。

リチウムイオン電池は利便性が高い一方で、破損や圧縮による発熱・発火リスクがあり、一般ごみとして排出された場合に収集車両や処理施設で事故につながる事例が全国的に増えています。こうした課題に対応するため、東京都は広域的な資源回収の仕組みづくりを進めており、都庁での回収はその象徴的な取り組みとなっています。

府中市においても、市役所本庁舎でリチウムイオン電池の回収を実施しています。しかし、東京都が都庁で実施しているようなアプリ連動によるポイント付与制度は現時点では導入されていません。資源循環をさらに促進するためには、市民が参加しやすい仕組みづくりが重要であり、今後は地域通貨「ふちゅPAY」と連動したインセンティブの付与を検討することで、回収量の増加や適正処理の徹底につながるものと考えています。市民の安全確保と資源循環の推進を両立するため、都の先行事例を参考にしながら、府中市としても効果的な仕組みの導入を提案してまいります。