おぎの雄太郎 日記

府中市 ペットボトル回収の現状と課題 | 府中市議会議員 おぎの雄太郎

府中市議会議員のおぎの雄太郎です。

近年、猛暑日が増加する中で、熱中症対策として飲料を持ち歩く機会が増え、家庭から排出されるペットボトルの量も大きく増加しています。特に夏場は、飲料消費の増加に伴い、家庭内で保管するペットボトルの量が多くなり、保管スペースや衛生面での負担を感じる声も少なくありません。

こうした中、府中市では、令和4年(2022年)4月から資源物収集体制の見直しを行い、7月から9月までのペットボトル回収頻度を「4週に3回」へと増便しています。

通常、ペットボトルの回収は「2週に1回」となっていますが、夏季期間については、排出量の増加に対応する形で回収回数を増やし、市民生活の利便性向上が図られています。

また、府中市では、回収したペットボトルを新たなペットボトルへ再生する「ボトル to ボトル」水平リサイクルにも取り組んでいます。令和3年にはサントリーグループと協定を締結し、市内で回収された使用済みペットボトルを、再びペットボトルとしてリサイクルする仕組みを構築しました。

従来、ペットボトルは衣類など別製品へ再利用されるケースも多く、最終的には焼却されることもありましたが、「ボトル to ボトル」によって、資源を繰り返し循環利用できる持続可能なリサイクルが進められています。こうした取組は、脱炭素社会やSDGsの推進という観点からも大きな意義があると感じます。

一方で、近年の気候変動や生活様式の変化を踏まえると、ペットボトルの排出量は7〜9月だけでなく、暑さが残る6月や10月にも増加傾向が見られます。実際に、市民からは「6月や10月も回収頻度を増やしてほしい」といった声も聞かれています。

特に近年は、春や秋でも真夏日に近い気温となる日が増えており、従来の季節感に基づく収集体制だけでは対応しきれない場面も出てきています。今後は、実際の排出量や気候状況なども踏まえながら、より柔軟な回収体制について検討していくことも重要ではないかと感じています。

なお、ペットボトルを出す際には、

  • キャップとラベルを外す
  • 中をすすぐ
  • できるだけつぶす

など、適切な分別への協力も必要です。適切な分別は、質の高いリサイクルを実現するうえでも重要となります。

今後も、市民生活の実態や環境負荷の軽減を踏まえながら、持続可能で利用しやすい資源回収のあり方について情報収集を進め、必要な提案につなげてまいります。