おぎの雄太郎 日記

2026.5.14

府中市 府中市特殊詐欺対策本部 | 府中市議会議員 おぎの雄太郎

府中市議会議員のおぎの雄太郎です。

近年、特殊詐欺の手口は巧妙化しており、全国的に被害が深刻化しています。
府中市においても、オレオレ詐欺や還付金詐欺、キャッシュカード詐欺などの被害が発生しており、市民生活に大きな影響を与えています。

特に、令和7年の府中市内における特殊詐欺被害額は、初めて5億円を超え、約5億3,600万円となりました。被害件数も50件を超えており、過去にない深刻な状況となっています。
これは単なる数字ではなく、市民一人ひとりの大切な財産が奪われているという現実であり、決して他人事ではありません。

そのような中、府中市では、市長を本部長とする「府中市特殊詐欺対策本部」を設置しました。
府中警察署とも連携しながら、特殊詐欺被害の未然防止に向けた取組を強化しており、「予防・啓発活動の強化」「防犯対策への支援」「地域の見守り体制の強化」「効果的な情報発信」の4つの方向性を掲げています。

また、市では、自動通話録音機の無料貸与や、防災行政無線による注意喚起、「万年日めくりカレンダー」の配布など、さまざまな啓発活動も進めています。

特殊詐欺は、高齢者を狙ったものというイメージがありますが、最近では幅広い世代が被害に遭うケースも見られています。
また、電話だけでなく、SMSやSNSを利用した手口も増えており、日常生活の中で誰もが被害に遭う可能性があります。

特殊詐欺対策で大切なのは、「自分は大丈夫」と思い込まないことです。
犯人は、家族や警察官、市役所職員などを装い、不安をあおりながら冷静な判断をできなくさせます。だからこそ、普段から家族や地域で話題にし、相談しやすい環境をつくることも重要だと感じます。

特殊詐欺は、行政や警察だけで防げるものではありません。
地域全体で意識を高め、「声をかけ合う」「相談する」「確認する」ことが、被害防止につながります。

今後も、府中市が安心して暮らせるまちであり続けるために、行政・警察・地域が連携しながら、特殊詐欺対策がさらに進んでいくことを期待するとともに、私自身も防犯協会の委員として、地域の防犯意識向上や被害防止に向けた取組に努めてまいります。