おぎの雄太郎 日記

府中市 災害時の避難生活を支える「移動式ランドリー」 | 府中市議会議員 おぎの雄太郎

府中市議会議員のおぎの雄太郎です。

近年、災害時の避難所運営では、食料や飲料水、トイレなどの確保に加え、避難生活が長期化した場合の生活環境をいかに維持するかが重要となっています。八王子市では、災害時に避難所などへ移動式ランドリーボックスを設置するため、民間事業者と協定を締結しました。洗濯や乾燥といった、これまで災害対策では十分に注目されてこなかった生活支援に取り組むものとして注目されています。

八王子市では、令和8年8月25日にファミリーレンタリース株式会社と「災害時におけるランドリーボックス設置等に関する協定」を締結しました。大規模災害が発生した際には、同社が保有する移動式ランドリーボックスを避難所などに設置し、被災者が衣類やタオルなどを洗濯・乾燥できる環境を提供します

災害発生直後は、生命に直結する物資やトイレなどの確保が優先されますが、避難生活が数日、数週間と長期化すれば、衣類やタオルなどを清潔に保つことも重要になります。特に夏場の避難生活では、衛生環境の確保や被災者の健康維持という観点からも、洗濯できる環境の確保は大きな意味を持ちます。

今回の八王子市の取組の特徴は、自治体がすべてを自前で整備するのではなく、民間事業者が持つ設備やノウハウを災害時の支援につなげている点です。平時から民間事業者と協定を結んでおくことで、いざという時に必要な設備を迅速に避難所へ展開できる体制を整えています。

府中市においても、災害時のトイレや水、食料などの確保に加え、避難生活が長期化した場合に必要となる入浴や洗濯など、被災者の生活環境についても幅広く検討していく必要があります。八王子市のような民間事業者との連携も参考にしながら、避難所における「生活の質」を高め、誰もが安心して避難生活を送ることができる環境づくりについて、引き続き提案を行ってまいります。