おぎの雄太郎 日記

府中市 紙とデジタル、それぞれの良さを生かす教育へ | 府中市議会議員 おぎの雄太郎

府中市議会議員のおぎの雄太郎です。

近年、学校教育では、1人1台の端末を活用したデジタル教育が進む一方、紙の教科書の良さについても改めて注目されています。東京都千代田区では、デジタル教科書の活用が広がる中でも、紙の教科書を基本とする方針を示しました。デジタルと紙、それぞれの特性を生かした教育のあり方を考える取組として注目されています。

千代田区では、紙の教科書について、子どもたちがページをめくりながら内容を確認したり、書き込みをしたりすることで、学習内容をより深く理解することにつながるとしています。一方、デジタル教科書には、動画や音声などを活用できるほか、情報を検索しやすいなど、紙にはないメリットがあります。

デジタル端末の普及により、学校での学習環境は大きく変化しています。しかし、デジタル化そのものを目的とするのではなく、それぞれの学習場面に応じて、どのような教材や手段が子どもたちの学びに適しているのかを考えることが重要です。

特に、生成AIなどのデジタル技術が急速に発展する現在、子どもたちには、単に情報を検索して答えを得るだけではなく、情報を読み取り、自分で考え、判断する力がこれまで以上に求められています。紙の教科書を使ってじっくりと文章を読み、考える時間も、こうした力を育てるうえで大切な役割を果たすのではないでしょうか。

今回の千代田区の取組の特徴は、「紙かデジタルか」という二者択一ではなく、デジタル化が進む中でも紙の教科書の価値を改めて捉えている点にあります。

府中市においても、GIGAスクール構想のもとでICTを活用した教育が進められています。デジタル技術のメリットを生かしながら、紙の教材や直接書き込む学習など、従来の教育手法の良さも大切にし、子どもたちの学びをより豊かなものにしていく必要があります。

千代田区の取組も参考にしながら、府中市においても、デジタルとアナログ、それぞれの良さを生かした教育環境づくりについて、引き続き提案してまいります。