おぎの雄太郎 日記

2026.8.4

府中市 東京都公式アプリと連動した府中市の高齢者スマホ支援の取り組み | 府中市議会議員 おぎの雄太郎

府中市議会議員のおぎの雄太郎です。

府中市では、令和8年度より、高齢者のスマートフォン購入を支援するため、初めてスマートフォンを購入する方を対象に、購入費用等を上限30,000円まで助成する事業を実施しています。高齢者のデジタル活用を促進し、行政情報へのアクセス向上や災害時の情報取得の迅速化を図ることを目的とした取り組みです。

本事業では、スマートフォン本体のほか、充電器(同梱されていない場合)、契約事務手数料、アカウント設定料、データ移行手数料などが助成対象となります。店舗割引やクーポン適用後の実際の支払額が助成対象となる点は、利用者にとって分かりやすい仕組みとなっています。購入後は、店舗が実施するスマートフォン教室に参加し、その場で電子申請を行う流れとなっており、申請から助成金の振込までは1か月半から2か月程度を要します。

特徴的なのは、東京都が提供する「東京スマホアプリ(都公式アプリ)」の登録が必須となっている点です。東京都公式アプリは、防災情報、都政ニュース、生活支援サービスなどを一元的に受け取れる仕組みであり、高齢者が日常生活の中で行政情報を確実に受け取るための基盤として機能しています。府中市LINE公式アカウントや東京都LINE公式アカウントの登録も求められており、都と市が連携してデジタル行政の普及を進める構造が整えられています。

高齢者のスマートフォン活用は、行政情報へのアクセス格差を縮小し、災害時の安全確保や健康・福祉サービスの案内など、生活の質を高める上で重要なテーマです。初期費用の負担が大きく、スマートフォン購入に踏み出せない高齢者も一定数存在する中で、本事業はデジタル参加への一歩を後押しする有効な支援策といえます。

共働き世帯の増加や行政サービスのオンライン化が進む府中市においても、スマートフォンを活用した情報取得や手続きの利便性向上は今後さらに重要性を増すと考えられます。東京都公式アプリと連動した本事業は、都と市が一体となって高齢者の生活を支えるデジタル基盤を強化する取り組みであり、今後のデジタル行政の展開に向けた基礎となるものです。