おぎの雄太郎 日記

府中市 閲覧専用図書館が示す新しい公共空間のかたち | 府中市議会議員 おぎの雄太郎

府中市議会議員のおぎの雄太郎です。

近年、自治体の窓口サービスでは、多様な住民に対応できる環境整備が求められています。武蔵野市では、市民課窓口に「翻訳ディスプレイ」を導入し、言語や聴覚の壁を越えて誰もが安心して手続きできる新しい窓口環境づくりを進めています。多言語対応や音声の文字化を通じて、窓口のアクセシビリティを高める取り組みとして注目されています。

武蔵野市では、令和8年2月から市民課窓口に多言語翻訳機能を備えた透明ディスプレイを設置し、職員との会話をリアルタイムで文字化し、30言語以上に翻訳して表示する仕組みを導入しました。住民票や戸籍など、生活に直結する手続きが多い市民課では、正確な意思疎通が不可欠であり、日本語での会話に不安がある方や、音声が聞き取りづらい方にとって大きな支援となっています。透明ディスプレイを採用することで、対面での自然なコミュニケーションを損なわずに利用できる点も特徴です。

利用にあたっては、窓口で職員に申し出るだけで使用でき、開庁時間内であれば誰でも利用可能です。対応言語は英語、中国語、ベトナム語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語など幅広く、外国籍住民の増加や国際化が進む都市環境において、行政サービスの質を高める取り組みとなっています。

こうした武蔵野市の事例は、窓口サービスのデジタル化とアクセシビリティ向上を両立させる先進的な取り組みといえます。自治体が抱える「言語の壁」「聞こえの壁」といった課題に対し、機器導入によって誰もが安心して相談・手続きできる環境を整える姿勢は、他市の参考となるものです。

府中市でも窓口サービスの改善やDX推進が進められており、こうした先進事例は大変参考になります。多言語対応の強化、聴覚に不安のある方への支援、相談しやすい窓口環境の整備など、誰もが利用しやすい行政サービスの実現に向けて、引き続き提案を行ってまいります。