府中市 川崎市の自動運転バス実証について | 府中市議会議員 おぎの雄太郎
府中市議会議員のおぎの雄太郎です。
川崎市では、自動運転バスの社会実装に向けた取り組みが進められており、令和9年度のレベル4運行を目指すプロジェクトが継続しています。今年度は、従来の物体認知を中心としたAIに加え、走行中に次の経路を自ら判断する「経路生成AI」を新たに搭載する方針が示されました。これにより、より滑らかな走行や自動運転率の向上が期待されています。
この取り組みは、国土交通省の自動運転社会実装推進事業において重点支援事業として採択されており、川崎市は3年連続で支援対象となっています。都市部での自動運転バスの通年運行を見据え、技術の磨き上げと事業性の検討が進められています。
今年度の走行は、羽田空港周辺の羽田連絡線(大師橋駅〜天空橋駅)を対象に、中型バスを用いて実施されます。走行期間は令和8年7月上旬から令和9年1月下旬までとされ、レベル2での走行や学習走行が中心となるため、一般試乗は予定されていません。最高速度は40km/hとされ、従来より向上しています。
川崎市の取り組みは、将来的な人手不足対策や交通サービスの維持に寄与することが期待されており、都市交通の新たなモデルを構築するための基盤整備として位置づけられています。
府中市においても、地域公共交通計画の中で、全国的に進むデジタル技術や新たなモビリティの導入を踏まえ、MaaS、自動運転、オンデマンド交通、グリーンスローモビリティなどの次世代の移動手段に関する調査研究を進めることが位置づけられています。生活交通を支えるちゅうバスを維持しつつ、将来的な交通課題の解決に向けて、新たな技術の導入可能性を検討する姿勢が示されています。