おぎの雄太郎 日記

2026.7.16

府中市 ナイトプレーパークから考える 府中市の公園での花火利用のあり方 | 府中市議会議員 おぎの雄太郎

府中市議会議員のおぎの雄太郎です。

府中市では、夏季に開催される「ナイトプレーパーク」において、特設エリアでの手持ち花火の利用が可能となる特別企画が実施されます。市立公園では通常、火気の使用が禁止されていますが、今回の取り組みは安全管理を徹底したうえで、子どもたちが夏の夜を楽しめる機会を提供することを目的としています。

近隣自治体の状況を見ると、手持ち花火を一定の条件のもとで認める動きが広がっています。多摩市では、利用可能な公園を限定し、午後8時までの時間制限を設けたうえで、保護者同伴を条件とするなど、地域の実情に合わせたルール整備が進められています。また、東京23区でも約半数の区が手持ち花火を認めており、区立公園の一部を「花火可能エリア」として指定する例も見られます。騒音や煙への配慮、後片付けの徹底など、地域環境への影響を抑えるためのルールが整備されており、火気使用を一律に禁止するのではなく、安全確保と地域の楽しみの両立を図る運用が進んでいます。

府中市のナイトプレーパークでは、手持ち花火専用のスペースを設け、運営スタッフが安全確保のためのルールを案内し、混雑を避けるためのエリア管理を行います。利用できるのは手持ち花火に限定されており、打ち上げ花火や噴出花火など、周囲への影響が大きい花火は対象外です。花火は持参が基本ですが、当日は少量の販売も予定されています。安全対策として、参加者への注意事項の周知や、利用前後のアンケート実施など、事故防止に向けた取り組みが進められています。公園での火気使用を試験的に認める以上、参加者一人ひとりの協力が不可欠であり、ルールの遵守が求められます。

ナイトプレーパークでは、花火のほかにも「ひかりの工作」「映画で遊ぼう」「弾き語りナイトライブ」など、多様な催しが予定されています。公園で手持ち花火を楽しめるという特別な体験は、子どもたちにとって夏の思い出となるだけでなく、地域の新しい交流の場としても意義があります。

他自治体の事例を踏まえると、府中市においても、利用可能な公園の限定や時間帯の設定、保護者同伴の条件化など、地域の実情に合わせたルール整備を進めることで、安全確保と市民の楽しみの両立が可能になると考えられます。今回の試行的取り組みを契機に、府中市でも手持ち花火の解禁に向けた検討が進み、地域の実情に応じた持続可能なルールづくりにつながることが期待されます。